Workshop Study Meeting #01

This was a lecture and discussion-style meeting for workshop beginners. That means it was not a workshop but a preparatory meeting. In this first workshop study meeting (benkyoukai), Professor Shin Mizukoshi did a short lecture about the MELL Project and MELL Platz. Both were nationwide practical research activities for improving people’s media literacy and encouraging media expressions with unique workshops. In front of the bookshelf of the Fukutake Commons, he introduced his edited book, Media Literacy Workshop: Learning, Playing, and Expressing Information Society (University of Tokyo Press, 2009). The discussion among Professor Mizukoshi, the students, and the faculty staff of GCL was a good opportunity to grasp the very basic concepts of doing a workshop.

ワークショップってなんだ!?

GCL 学生のなかには、ワークショップという活動、あるいは研究法が何かをまったく知らないまま入って来ている人が少なくないことが2013年度に判明していた。そのためにWS ASmall 等が用意されているが、同時に、そもそもワークショップとは何かを説明する機会を設ける必要があった。

どんなワークショップ?

ワークショップを研究上の方法論として用い、日本各地で市民のためのメディア・リテラシー、メディア表現のプロジェクトを展開してきた水越伸が、その成果をまとめた書籍を素材として、ワークショップのそもそも論を語り、GCL 学生らにそのスタンスや感覚を理解してもらうレクチャー& ディスカッション・ミーティングを実施した。

プログラム

10min

趣旨説明

40min

講師によるプレゼンテーション

70min

参加者とのディスカッション

ワークショップの成果

とくに博士課程の院生やGCLスタッフが、ワークショップが一つの研究方法として領域をなしていること、それが他の調査研究活動とどのように関わるのかなどについての認識を共有することができた。

ふり返り

ワークショップというよりも短い講義の形をとっていたが、たしかにこのような理論的、観念的な理解のための場が必要であることがよくわかった。

アイテム

書籍(水越伸+東京大学情報学環メルプロジェクト編『メディアリテラシー・ワークショップ:情報社会を学ぶ・遊ぶ・表現する』東京大学出版会、2009年)

開催日時

2014.7.15(火)12:00-14:00

場所

東京大学本郷キャンパス情報学環福武ホール・コモンズ

参加者・人数

参加人数:7名
GCL 学生、GCL 特任助教、GCL RA 他

講師/ファシリテーター

講師:水越伸
(東京大学大学院情報学環教授)
ファシリテーター:後藤智香子
(東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻特任助教)
ファシリテーター:林直樹
(東京大学大学院農学生命科学研究科特任助教)
ファシリテーター:会田大也
(東京大学大学院GCL GDWS特任助教)
ファシリテーター:宋知苑(ソン・ジウォン)
東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻博士課程、GCL RA)

原稿執筆:水越伸