Consulting Project for Regional Revitalization by Utilizing ICT Technologies
“Urban × ICT 07” was the final workshop of Urbn × ICT in 2013.The guest was Mr. Yamao and Mr.Ozawa.
As the first part, they showed us the examples of their project, for example the cases of helping monitoring services for elderly people and the case of tourism activation with the tourism point management systems and digital signage. Through these examples, GCL members and other participants could learn “the role of ICT technology” and ”Problems and points to remember” for regional revitalization. Especially, about the topic of revitalization of Shoten-gai, They discussed very earnestly with lecturers.
In the latter theme discussion part, GCL members experienced how to do regional consulting by case study. About rough analysis and targeting, they raised many ideas. Through this discussion part, GCL members could learn how to build the regional revitalizing system by utilizing ICT (Why necessary? Which ICT technology is best? How to utilize?).
概要
2013年12月11日、Urban × ICT 07が開催されました。ゲストには、富士通総研の山尾一人氏、小澤博文氏の2名をお招きしました。
前半のレクチャーでは、講師の方々が仕事の中で取り組んでいる、地域活性化にICT技術を活用するコンサルティング事例の紹介がありました。GCLメンバーと他の参加者は、高齢者見守りシステム構築の事例、観光による地域活性化における観光ポイント管理システムやデジタルサイネージなどの事例を通して、地域活性化においてICT技術に求められる役割、利用促進のための留意点、課題を学びました。机上で空論を展開しているだけでは見えてこない、人々の予想外の行動によるシステムのイレギュラーな挙動など、現場で実際にコンサルティングを行っている立場からお話をしていただきました。
また、レクチャー内の商店街を取り巻く地域活性化の話題では、参加者全員が各自の思う商店街を中心とした街づくりの在り方について、中身のある議論を行いました。
後半のテーマディスカッションでは、ケーススタディとして実際に講師の方々が地域活性化に取り組んでいる地域を対象に、コンサルティングの方法論(地域分析、ターゲッティング)を体験し、地域活性化のための考え方のフレームワークの整理、具体的で簡単なアイデア出しを行いました。
地域コンサルティングにおいて、地域活性化を実現させるためには、地域のどの都市要素に着目し、現状の強み・課題を見つけるか、それを踏まえて、それらのどこに、なぜICTが必要となるのか、また、人々の生活・行動の仕方を考えると、具体的にどのようなICT技術を採用してシステムを構築していけばよいのか、という一連の考え方のフローに、実際の事例を通して触れることができました。これは実社会におけるICTの利活用のための基礎的でありながら、とても重要なある部分に関して、参加者各自が気づきを得ることが出来たようでした。
プログラム
18:00~19:15 | 地域コンサルティングに関するレクチャー | |
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19:15~19:35 | レクチャーに対する質疑応答義 | |
19:35~19:40 | 休憩 | |
19:40~20:30 | 地域コンサルティングのケーススタディ、まとめ |
開催日時 | 2013.12.11 |
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場所 | 東京大学工学部14号館 222 |
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講師/ファシリテーター | ゲスト ファシリテーター |
原稿執筆:関口達也